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F-siteセミナーを見に行ってきました

先週行われたF-siteのセミナーが「ActionScript 3.0 で行かナイト!」ということなので土曜日に足を運んで見てきました。

お目当てはdemo1の「こんなに便利!Framework」むらけん氏
世の中に出まわってるASのライブラリ/Frameworkをいろいろとサンプルデモ付きで紹介してくれました。
以下はそのメモです。

[AS2系]
●Fuse Kit
http://www.mosessupposes.com/Fuse/
スクリプトでトゥイーンをする補助的な役割を担ってくれるライブラリ。
ムービークリップのプロパティを拡張でき、ブラーなどにも対応。便利!
動作をストックできる。
容量があるのでバナーには向かない。

●CASA Framework
http://casaframework.org/
足回りの効率化。
Load系、String.replace()、xmlToObhect()が便利。

■デモ:CASA FrameworkとFuseKitを使ったスライドショー
XMLの解析/読み込みなど裏方的な部分はCASA Frameworkで処理して、写真の切り替え時の動きはFuse Kitで処理。

[AS3系]
●Tweener
http://code.google.com/p/tweener/
Fuse Kit よりシンプルなトゥイーン系パッケージ。
AS3の場合はこれ!

●Papervision 3D
http://code.google.com/p/papervision3d/
AS3の処理速度を生かした3Dパッケージ。初めての人にも扱いやすい。
直感的にBitmapを扱う手段として使える。マウスイベントに癖あり(?)。
MLに入るとすごいサイトが投稿されることがあるので入ってると面白いかも。

■デモ:PV3D+Tweenerのコラボ
http://f-site.org/articles/2007/05/11154304.html


●APE
http://www.cove.org/ape/
物理エンジン。衝突判定などリアルな表現ができる。書き方PV3Dに似てる。
最終更新が去年で止まってるので、今後どうなるのかわからない。

●Progression Framework 2
http://progression.libspark.org/
日本人が開発。アドビエッジに連載。AS2版も制作中。
ページの推移管理などができる。ソースも細かく書いてあって参考になる。


[超絶系]
●swfassist(スイフアシスト)
http://swfassist.libspark.org/
日本人が開発。swfをByteArrayで読み込み/解析/出力。

■デモ:swfを解析>シェイプのアウトラインを出力
 ※デモ途中:Flashがフリーズ。残念。

●popforge
http://code.google.com/p/popforge/
リアルタイムに音を生成/エフェクトをかけられる。
waveファイルを読み込める。

■デモ:Flexも調子が悪くなる>残念。


[その他]
●GAINER
http://gainer.cc/
リアルデバイス連携。傾き検知などいろいろとできそう。AS3にも対応。
input>Flash>output の連携部分を GAINER が担当。

■デモ:防犯GAINER
ライブカメラで毎フレームごとの色の変化によって動体検知。
変化量が一定量を超えると、おもちゃのおもちゃのクマさんが鳴る&AIR連携でFLV保存。犯人の映像が保存される。
BitmapDataからFLV変換するクラスもネットで公開されてるライブラリを使用。


[まとめ]
ライブラリ:道具箱
フレームワーク:枠組み。やることが決まっているときに便利。

今後、バイナリなどを使ったLoad系/Output系が増えてくる予感だとか。
BitmapData>FLV変換/PSD読み込みなどはすでに出てきてる。

Util系はとりあえず使った方が便利そう。

[注意点]
フリーで使える反面、サポートはないので使うときは自己責任で。
バージョンが上がったら動かなくなる可能性も。バージョン管理はしっかりと。
ライセンス注意!!

<追記>
むらけんさんのブログにDEMOの動画がアップされました!
http://www.muraken.biz/?p=75

2007年11月12日 - yoshiweb - コメント5件